2019.05.10

新しい時代の幕開け「令和」

新時代の幕が開けた。
文明開化の音がすると明治時代が誕生した。
令和時代はどのような音がしたのだろうか?
神様からどの様な令が下されたのでしょうか?

元号を使うこと印鑑を使う事、文書と手続きを重視することを定めたのが、大宝律令と言われている。大宝律令は701年に制定された日本の律令で、「律」6巻「令」11巻の全17巻です。大宝律令によって初めて日本の国号が定められたとする説もあるようです。「律」は刑法「令」は行政法や民法にあたる。律令の制定により天皇を中心とした二官八省の官僚機構を骨格に据えた中央集権体制が成立したとされている。

新しい時代の幕開けに国民は何を期待し何を要求するのだろうか?世界に類を見ない超高齢化した日本の現実、又同じく世界に類を見ない超借金大国そして、寄り添う思想の歪んだポピュリズム化が国民に蔓延しているとも思える責任転換主義思想これらが今の現実ではないのだろうか。

新しい時代を開くのは開拓精神と挑戦思想の他ならないと考えるが如何に。経営をする者にとって時代の変化をいち早くキャッチしてその波に飲み込まれる事無く上手く乗ることが肝要であろう。

皆さんは新時代どんな音がしていますか?世界統一・世界覇権の時代に突入してきている。AIがもたらすデジタル革命は世界各国の金融政策を無力化する可能性があり、電子マネーの広がりは世界通貨を統一化し金本位制からドル基軸通貨制へと変遷し、今まさに電子通貨のデジタル通貨制に変わってしまうかもしれない。世界は今尚強者の理論が台頭し、力あるものが統治している。正に権力である。弱者救済とは権力者の理論であると考える。今は昔冷戦時代と言われたソ連邦とアメリカ、現在は中国とアメリカ。世界の警察権を翳したアメリカが第一主義を提唱し、一帯一路政策を掲げた中国との貿易摩擦は更に激化して行くであろう。その中で、事なかれ主義の日本国民は、いま世界の中でどの立ち位置を見出そうとしているのか、回答が出てこない。

しかし、日本は今大きく変わろうとしている局面の崖っぷちにいる事は間違えの無い事実であろう。国民一人ひとりが凛とした規律と精神を持ち、自己の責任と行動で権力ではなく権威をもって活躍することが求められていると考える。

令和の時代は自立の時代にしなければならない。すなわち自分の足で立つ。自分で考える。自分で探求する。自分で挑戦する。言い換えれば『すがらない。たからない。ぶらさがらない。』

転ばぬ先の杖として厳しく見ておくことが必要だと考える。

小牧社労士事務所*経営者セミナー「新しい時代の幕開け・令和」
小牧社労士事務所*経営者セミナー「新しい時代の幕開け・令和」