2024.02.09

地球上の歯車がリセットされるのか?

 今年に入り飛び交う情報は、戦争及び紛争「ウクライナVSロシア・イスラエルVSガザ・イランVSアメリカ・北朝鮮VS韓国・中国VS台湾」等経済的には「アメリカのインフレ対策の金利引下げ留保・中国不動産会社の債務不履行から不動産バブル崩壊と金融危機発生の予兆・日本では政治と金の不祥事問題に高インフレによる物価高騰」と我々企業家や国民を取り巻く経済環境は日に日に悪化する内容ばかりである。トップ企業であるトヨタグループの認証試験での不正等日本の製造業の「安全・安心神話」が壊れてきた。これ迄隠れていた負の部分が一動に露呈し振るいにかけられている。自然現象では日本で発生した地震、世界各国で豪雨や干ばつ・山火事等異常気象と一言で済まされない地球規模の得体の知れない動きがある。

 こんな環境下でも私達は事業活動を通して雇用を維持継続する使命がある。ミッションを遂行するにはいち早い情報とリスクマネジメントを効率的に行えるかがカギとなってくる。我が国の場合、政治と経済はリンクし政策により企業活動の方向性を経営者は決断して、舵を何方へ切るのか判断しなければならない。処が政治家の大半は我田引水の仕組みや利己的行動と集団的責任回避を目の当たりにする昨今の『「政治と金」の裏金問題』を目や耳にするにつけ虚脱感や倦怠感を覚える人は極めて多く存在するであろう。当然である。企業家が日本経済の方向性を判断できないのである。大手企業は世界企業との取引がありその国の情勢を素早くキャッチして対応している。今日本では毎日毎日、政治の停滞不祥事問題に、呆れ返る首相の答弁。何年も何年も裏金つくりに奔走し、その金を費消している政治屋さん。一体お金を何に使ったのかも明らかにせず、論点すり替えで、幕引きを図ろうとする古臭い対応が、現代社会において通用すると思っている古参の政治家には引退していただきたいところである。年配政治家が悪いとは言わない。常に変化し移り変わる環境、諸行無常に適応出来ない政治家には引退してもらいたいという意味である。若い人の中にも古臭い人は存在する。政治の不安定が日本の経済や治安などを含めて世界のパワーバランスが崩れて何れ、我が国に大きな危機を招くことを政治家なら分かりそうなものであるが、そんな議論など聞いたことがない。財務省は財政状態が危機的状況にあることに警笛を鳴らし続けているが、国会議員誰一人も真剣に議論しようとしない。私たちは今、崖っぷちの危機的状況に立っていることを自ら調査確認し認識しなければならない。自分の身は自分で守るという意識に切り替え、リスクに備えておく必要があります。

 全てはバランスです。経営は収支のバランスで営業利益が捻出できていればOKです。災害や事変には水や食料を一定量は保管しておきましょう。

 世界の歯車が正常に回転するようになることを期待しながら。

有限会社レイバー経営者コラム「地球上の歯車がリセットされるのか?」